生活感は、まだない。(アスタナ・EXPO VILLAGE)

「 EXPO PLAZA」 からさらに万博会場に隣接した区画が 、万博従業員宿舎として使われている「EXPO VILLAGE」です。 こちらはゲートチェックがあって一般人は中に入れません。 「 EXPO PLAZA」 より少し落ち着いていてシックな高級感を漂わせています。

道のすぐ右側は万博会場への裏口で、通りの果てに見える高層ビルが都心です。ひとっこひとり見えないというか生活感などまだ皆無ですが、それはむしろ万博終了後、一般開放後に育ってくるものでしょう。

建物の1階にはお店のような看板も見えますがささやかなもので、実はこの写真の左手にもんのすごいショッピングモールがあるのです。それはまたあとで。

「こんなそっけない場所、住みたくない」とお感じの方もおられるでしょうが、新開地の風情というものはどこでも似ていて、千里の開発初期を知っている身からすれば、ドライな郷愁を感じる風景でもあるのでした。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

好評発売中!

CITY LIFE刊のムックガイド。「歴史文化」「まちづくり」の取材が丁寧で大充実。「北千里を歩く象」の記事で協力しました。こちらから購入できます。

好評発売中!

樹林舎刊の写真集『吹田市の昭和』の千里ニュータウン部分を中心に、コラム執筆や写真のアレンジ、事実関係の確認などを担当しました。限定1,500部。書店でお申し込みください。

好評配布中!〔無料〕

千里ニュータウンの最新状況がわかる「千里ニュータウンマップ2018」の制作をお手伝いしました。このマップは南千里駅前の「吹田市立千里ニュータウン情報館」で配布しています。2013年版も在庫があります。

好評発売中!

吹田市立博物館とパルテノン多摩の2018年共同企画「ニュータウン誕生」の展示・図録制作をお手伝いしました。図録購入(吹田版)はこちら。多摩版はこちら。(内容は同じです)

アーカイブ

ページ上部へ戻る