コミュニティの真ん中にあるのは、プール。

(2019年8月に訪問した時の記録です。)ハワイ・オアフ島で開発中の新しい町、カポレイ。その住宅エリアの中心には、丘の上のニュータウン「ミリラニ」と同じく「レクリエーション・センター」があって、そこに何があるかというと…プールです。

誰もいませんね。しかしきれいに手入れされてます。ガシガシ泳ぐ競泳用…というよりは、住民が健康維持のために楽しみながら使う…という感じです。ここはあくまでも、コミュニティのためのプールなんです。

向こうの山まで高い建物が何も見えない眺望が、この地区の新しさと、アメリカの「好み」を物語っています。ごく一部のダウンタウンには摩天楼を集中させるけれど、それ以外の場所では徹底した「低層好み」のようです。

簡素だけどメンテナンスがいいというのは、この地区の質の良さと同時に、コミュニティを大切にする考え方が伺えるようです。

コミュニティの真ん中に何を置くか、というのはお国柄が出るポイントで、イギリスの田園都市では教会が置かれ、日本のニュータウンでは当初銭湯が大きな役割を果たし、社会主義国の団地では工場だった…という話を聞いたことがありますが、ここでは、軽いスポーツ施設と集会機能・タウン管理機能をあわせもった「レクリエーション・センター」があるというのは、すごくアメリカっぽいなと思いました(これがハワイだけの特徴なのか、アメリカでは本土でもそうなのかは、わかりません)。

レクリエーション・センターには必ずプールがあるとは限らないですが、ある所は多いようです。アメリカ人プール好きだからなあ。戸建でも(すごく豪邸でなくても)、バックヤードにあるのはプール。モーテルチェーンの広告でも「当モーテルのプールで楽しめば、家にプールを持って掃除する必要はありません」というアプローチを見たことがあります。

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