中心軸は大通り公園(イギリス・レッチワース田園都市)

(2013年8月に訪問した時の記録です。)町の財団による見学ツアーはミニバスでポイントを回っていただき、そのあとメンバーだけで歩き回って、実はそれでももっと見たくなって翌日一人だけでまた歩いたのですが、このブログでは順番は適当に組み替えてご案内します。

駅から町の中心に向かって貫いているのは「ブロードウェイ」。2本の平行した緑道が細長い公園をサンドイッチにしたような空間で、この通りに面して公共施設が集まっています。むむむー。空間が大きい!しかもバッチリ手入れされている…。緑はあるけど草ボーボーなんてことは、ありません。人がいないのは、8月の真昼間だからでしょうか。マグリットの絵のようだ…。このスケール感は…千里山とも田園調布とも、全然違うぞ。

実はレッチワース、「車道」に関しては、戦後生まれのニュータウンとは違って、さほど広くはありません。クルマ社会を前提にしていない、という点は、田園都市とニュータウンは大きく違います。それでも、クルマがすれ違えないほど狭い、ということは全然なく、「だだっ広くないほどの道幅」が確保されている点は、馬車の通行を想定していたからでしょうか…?(大衆向け量産車の先駆けとされるフォード・T型がアメリカで誕生したのは、レッチワース誕生の5年後です。)

プリティーな町なのに、空間スケールが全然違う。これがまず第一印象でした。(つづく

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

好評発売中!

樹林舎刊の写真集『吹田市の昭和』の千里ニュータウン部分を中心に、コラム執筆や写真のアレンジ、事実関係の確認などを担当しました。限定1,500部。書店でお申し込みください。

好評配布中!〔無料〕

千里ニュータウンの最新状況がわかる「千里ニュータウンマップ2018」の制作をお手伝いしました。このマップは南千里駅前の「吹田市立千里ニュータウン情報館」で配布しています。2013年版も在庫があります。

好評発売中!

吹田市立博物館とパルテノン多摩の2018年共同企画「ニュータウン誕生」の展示・図録制作をお手伝いしました。図録購入(吹田版)はこちら。多摩版はこちら。(内容は同じです)

アーカイブ

ページ上部へ戻る