建物よりも空間の大きさ(イギリス・レッチワース田園都市)

(2013年8月に訪問した時の記録です。)レッチワースの住宅街(北部のwestholm)。感銘を受けるのは、建物の豪華さではなく、空間の大きさです。建物のデザインは、コミュニティによって厳密に審査されます。自治体はどうなってるの?と思いますが、ここではコミュニティの存在感のほうがはるかに大きく、その元締めは財団で、ガイダンスの中でも自治体の話は全く出てきませんでした。

財団で受けたDesign Principles(デザインの大原則)の説明としては

Tree lined corridors(前方への植栽)
Vistas(眺望)
Group value(集団の価値)
Gardens(庭園)
Public open space(公的なオープン空間)
Separation of car from front gardens(前庭からクルマを分けること)
Maximum density 30 dw/ha(最大建物密度は1ヘクタール30軒)

…う~ん…これを煎じて日本のニュータウンに飲ませたい…。1ヘクタール30軒の建物密度は計算してみると千里ニュータウンと変わらないことになりますが…この「dw」(dwellings)は建物ではなく人口かな?(ならばレッチワースの現状にほぼ合います。)

ニュータウンはこの町を範として始まったはずなんですが、どこまで遠く来てしまったのでしょうか…?(つづく

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