ウィリアム・モリス風?(イギリス・レッチワース田園都市)

(2013年8月に訪問した時の記録です。)外国を旅すれば、ましてやそれが「あこがれの町」であったなら、地面を見ているだけでも有難く見えてきてしまうのは僕だけでしょうか?前回の美しい芝生だけでなく、落ち葉を見ても「ウィリアム・モリス風」に見えてしまうのは、少し「旅先かぶれ」が過ぎるかもしれません。

ウィリアム・モリス は19世紀に活躍したイギリス人で、「モダンデザインの父」と言われる存在で、そのデザインによる壁紙やテキスタイルは、現代の日本でも「見たことある!」人が多いのではないでしょうか。産業革命によって工業化する社会の中で「生活と芸術の一致」を掲げ、「社会を変えること」も夢見て活動したと言われる氏の足跡は、「田園都市」という新コンセプトのコミュニティを実現させてしまったエベネザー・ハワードの足跡を思い出させます。

(2人の生きた時代は46年間ほど重なっていますが、一緒に活動していたわけでもありませんし、ハワードがレッチワース田園都市を実現させる前にウィリアム・モリスはなくなっています。また「社会改良を夢見た」と言っても、2人が信奉した思想は異なります。)

「社会への信頼」の底が抜けそうに感じられる2021年の日本(と世界)、地面を見て妄想にふけるぐらいの自由は許してください…(2回目のワクチン接種を3日前に済ませて、熱がなかなか下がりきらないでいます…)(つづく

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