これはイベントの事後レポート。日本ではニュータウンが登場してから暦が一回りした(60年たった)わけですが、その間、計画書類から調査レポートから研究書から小説から絵本から団地新聞から町のガイドブックやパンフレットから…あらゆる「読む資料」が大量に生産されました(論文もそうだな)。
それをざっくり概観してみよう…という展示企画を、今年2月~3月に千里ニュータウン情報館でやったのですが、さらにディープにワイドに掘ってみたいという声にお応えして、3月に2回やったのが「オンラインセミナー」。ニュータウンについていろいろ掘ってそうな面々をzoomの前にお招きして、「オススメ本(資料)」を紹介していただこうという企画。オンラインなので東京、横浜、京都…さらには海外からもご参加いただき、「登壇者」だけでなく「一般参加者」の方からも多数、ご紹介をいただきました。
その文字起こし記録ができました!→こちら!
企画者も想定していなかったような視点がいろいろ出てきて、まことに楽しい会となりました。このような企画はやや「オタッキー」でありまして、展示に爆発的に人が来るというものではないですが、深く関心を持つ方が交流できたり、新しい視点を広げていただけるなど、これはこれで意義があります。
関心を持っていただいたら、南千里・北千里・千里中央の図書館に足を運んでいただくもよし、リアル本屋やネットで入手していただくもよし、南千里の「千里ニュータウン情報館」の蔵書も、地味に増やしてそこそこ充実してきました(情報館では貸出はやっていません)。
ウェビナーではなく普通のzoomでやったので、「登壇者」も「一般参加者」もスタッフも同じマス目の中に入ってしまいましたが、これはこれで、ざっくばらんで良かったのではないかと思っています。zoomのマス目って、なんだか団地っぽいな。僕自身はハイブリッドの取り回しまでは上手にできないんですが、アフター・コロナもオンラインはいろいろ楽しそうです。
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