ニュータウン・ブックチャレンジ…高島平ヘリテージ

「ブックカバー・チャレンジ」のニュータウン版に戻ります。今回は『高島平ヘリテージ』(2020年 地域貢献会社にこ、UDCTak、高島平ヘリテージプロジェクト編)。高島平と言えば、東京の巨大団地というイメージが強いですが、高層棟だけでなく中層棟や戸建区画もあって、立派な「ニュータウン」の骨格を持っています。昨年(2019年)、50周年を迎えました。

そこで「50」というナンバーに着目し、高島平の再生を考える人たち…アーバンデザインセンター高島平(UDCTak)+高島平ヘリテージプロジェクトが「高島平をかたちづくってきた50の都市空間」を選出。ハンディなガイドブックにまとめています。オールカラー。並木道、商店街、大学…といった「特定の場所」もあれば、団地や街路の配置といった設計思想もあり、川筋や坂道といった「開発以前からの原風景」もあります。あらゆる角度からの、魅力の再発見ですね。

さすが東京、英語のテキストもついて「シュッとした」編集に仕上がっています。

「こんなふうな町の再発見方法があるのか」という方法論が、高島平住民以外の人にも、参考になります。よその町はよその町、じゃなくてね。ニュータウンは共通要素も多いので。中のちょっとした紹介と、購入方法は、こちらから。

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