最近旅に出てばかりで藤白台の近況をなかなかお伝えできませんが、公社建替工事A19棟解体の定点観測をお伝えします。
4/26がこちら。5/4がこちら。5/30がこちら。そして6/27にはほとんど解体撤去が終わって、今まで見えなかった空が現れました(最初の写真でじゃまっけだった中央の電柱が、場所同定の役に立つとは…)。
もともと、坂の下の公社団地(A19-A26棟)は、三色彩道からバス通り(なかよし道)~小学校前にいたるA1-A18棟よりも1年ぐらい遅れて建設されました。なので棟のナンバリングもそのようになっていますし、自治会も別になっています。わずか1年ほどの差なので設計はほぼ同じだと思いますが、完成当時はA19-A26棟はアクセントカラーも少し明るくて赤味がかっていたし、妻面にも上から下までベルト状にアクセント色が入っていて、ちょっと若いんだもんねを主張していました。(リペイントした際にこの差は消えてしまいました。)
ということで、A1-A18棟ができていてA19-A26棟ができていなかった間(1965-66年頃)はこれに多少近い景色だったはずなのですが…(小学校上がるか上がらないかというタイミングだったので、さすがに自分では写真を撮っていません)。
このあと地中埋設物の撤去や整地が行われ、いよいよ工事は新棟の建設に入っていきます。
次回からは、5月に行った「名古屋ニュータウンめぐり」の続き、桃花台(とうかだい)ニュータウンと可児(かに)桜ヶ丘ハイツのレポートをお届けします。
コメント
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コメント (4)
とうとう更地になってしまいましたね。なんか複雑な心境です(-_-)
僕はこの団地ができたときからずっと見てきましたから、自分の思い出が消えていくような淋しさも正直言ってあります。一方で、この場所から「新しい藤白台」が始まるのだと、楽しみにしたい気持ちもあります。ここはただの更地じゃなくて、皆の思い出を引き継いだ建設予定地なんですよね。この区画に住んでおられた方のうち、半数以上は完成後に戻ってこられると聞いています。そこに新しい住民が加わって、新旧がミックスされた新しい町の個性ができていくのですね。「町」は生きているものですから、この変化は決して悪いことじゃないと思いたいです。
この団地の近所の者です。
この一角が取り壊された後、たくさんのゴキブリ君が我が家にやってきました。居場所を失って移住先を探しているのかな。夜歩くと植え込みにもたくさんのゴキがいるのを見かけますよ~
植え込みにゴキ…「ホームレス中学生」ならぬ「ホームレスゴキ」ですか…ゴキブリって屋外でも生きていけるのでしょうか?少し同情したくなりますが、新棟ができたら戻ってこられても困りますね…。