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建物は何のためにあるのか?(カザフスタン・アスタナ)

もう一度、アスタナの新市街の奇妙な建物をクローズアップしてみましょう。この建物は全体が広場を囲む円形の城壁のようになっていて、都市軸を貫く部分は高く門のように伸びあがり、センターには穴があいています。

用途は…わかりません!巨大で、複合用途になっている可能性が大です。この建物に囲まれた円形広場は公園のようになっていますが、都市軸と直交する幹線道路の高架が2つに分けています。

単独用途でなければ、この建物は何のために造られたのでしょう?通風とか採光とかエネルギー効率とか、そういった実用性ではなく、「都市に威厳を添えるため」としか言いようがないでしょう。都市のために建物があるわけです。

それは「スターリン様式」の現代風のようにも見えますが、この新市街が造られたのはこの20年間のことで、ソ連崩壊後にしてなおソ連的である…というところが、一筋縄でいかない感じです。手前左右の列柱のようなものも気になりますね。遅れてきたポストモダン?

しかし市民はのんびりと、この都市空間を楽しんでいるように見えました。

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