あっちにもこっちにもあるキリスト教会(韓国・果川新都市)

韓国ではキリスト教が強いとは聞いていましたが、wikipediaによれば、カトリックとプロテスタント合わせて全国民の29%がキリスト教徒で、23%の仏教徒を上回るまでになっています。

果川でも(その他の町でも)、ある地点に立ってぐるっと見回すと1つか2つは十字架が見える…という普及ぶり。想像以上でした。

こうなったのは戦後のことで、都市化と強く関係しているようですから「韓国のニュータウン」と「キリスト教」は相性がいいのかもしれません。それほど短期間に国民の宗教勢力が変わるということは「なぜ?」と感じてしまいますが、韓国のキリスト教は独自の宗派も強いようです。韓国では教会を拠点にしたコミュニティ活動も活発に行われているようです。

「あれ?公的なニュータウンでは宗教色はないのでは…?」と千里育ちとしては思ってしまいますが、国が変われば社会は変わるということでしょう。「国民の半分は無宗教」というデータもあるようなので、そのあたりは世界の流れと変わらないのかもしれません。

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