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団地国家・シンガポール
- 2020/6/22
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- まちあるき, 団地
- 2 comments
移動規制は緩んできましたが、ちょっとまだ遠出はしにくいので、この機会に「過去に行ってブログに上げてない」ニュータウンや町めぐりの記録を上げてしまいましょう。まず、2018年7月に行ったシンガポールの記録から(前に一度だけ上げました)。
シンガポールの面積は「ほぼ淡路島ぐらい」と言われますが、これは東京23区とも近く、大阪府と比べると4割弱。この限られた国土に住んでいるのが、現在約560万人。うち約3割が外国籍です。
シンガポールの人口は、わずか30年前…という言い方をするのは年寄りの証拠ですが…1990年頃には約300万人しかいませんでした。いかに急激に人口を増やしたかがわかります。しかもシンガポール国民の学歴は高く、出生率は韓国と並んで世界最低レベルです(日本より低いです)。
にもかかわらず人口が増える理由は「移民」です。つまり世帯数が増えています。国土が限られていて、人を増やそうとしたら、建物は上に伸ばすしかありません。
その結果、すごい団地国家になっている!国中まるごとニュータウンですよ奥居さん!と聞いて、行ってきました。聞きしに勝る「団地国家」でした。しかも美しいのです。まさに「まるごとニュータウン」でした。こちらは1960年代から開発された(つまり千里と同期ぐらいの)トアパヨという町。広い街路、豊かな南国の街路樹、モダンな団地群、よく手入れされた花…わくわくしてきますね。(クルマが左なのは、旧英領の名残りでしょうか。)
シンガポール団地(ニュータウン)めぐりに、出かけましょう!
コメント
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2020年 6月 25日
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2020年 8月 30日トラックバック:sentosaの黄昏 | アラウンド・藤白台
1987年から10年間駐在員としてシンガポールに居住していました。当時のシンガポールは日本の高度成長期のスピードを何倍も早くした感じで、朝起きれば新しい道、建物が完成している日々でしたが国土開発政策の1つとしてシンガポールの政府機関であるHDBが高層住宅の建設を急速に進めていました。
奥居さんのレポートを楽しみにしています。
それは貴重なご経験でしたね。HDBは日本のURのような組織かなと思いますが、その本部があるのがこのトアパヨなんですね(ちらっと見てきました)。後追いですが、がんばってレポートします。
https://www.hdb.gov.sg/cs/infoweb/homepage