建築として美的であること(シンガポール・チョンバル)

(2018年7月に訪問した時の記録です。)チョンバルの中でも、たぶん一番古い時期(1930年代?)に建設されたであろう保存区画に戻ってきました。ここは「団地界の梅小路」と言ってもいいかもしれません。

今なお現役で使われているためエアコンの室外機とかぶら下がっていますが、いい状態で保たれ、アールデコの絵葉書になりそうなたたずまいです。様式美がありますね。(アールデコの中でも「ストリームライン・モダン様式」と言うようです。)

僕は「町は存続してこそ」だと思っているので、千里ニュータウンの建替による変化をすべて悪と見るような立場には賛同できないんですが、それでもこういう町が世の中にあることは、大変うらやましいです。

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  1. 2020年 7月 18日

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